2013年3月12日火曜日

震災から2年 原発廃炉はた〜い変!

震災から2年、昨日も脱原発のデモが
日本を始め世界各地で行われました。
今日は原発について考えたいと思います。

福島第一原発事故の被災者が東電や国を相手取って提訴し、
請求した慰謝料総額は約53億6000万円に上ります。
被災者は「生業を返せ、地域を返せ!」と、
事故以前の放射線量に戻すことや慰謝料などを求めました。

もし自分が福島に住んでいたらどう感じるだろう。
賠償金は結局、税金や電気代で払われるのですから、
私たちは地震国日本にいて、
いつ被害者になるかも分からず、
結局いつも、ツケを払っていることになります。

福島原発のトラブルについて調べてみました。

原発の安全対策の3原則は止める、冷やす、閉じ込めるで、
現在1号機~4号機の水温が上がってトラブルになっているとのこと。
大きな原因の一つが電源が作動しないことで、
燃料棒は止まった状態ですが、依然熱が発生しており、
海水を注入して冷やしつづけ、汚染水ができ続けているとのこと。

放射能のお話しですが、
放射線を出すものが放射性物質。
放射線を出す能力を放射能。
おなじ被ばくでも
被爆…原水爆などの爆発の被害を受けること。
被曝…放射線にさらされること。

よく耳にする放射線の量:
ミリシーベルトとマイクロシーベルトのことですが、
放射線には、α波、β波、γ線などあり、
シーベルトは人体に影響を及ぼす度合いを表す単位とのこと。

マイクロシーベルトはミリシーベルトの1000分の1、
マイクロシーベルトの単位は、それほどの放射線量ではなく、
ミリシーベルトという単位は、気を付けなければいけないとのこと。

テレビで池上彰の学べるニュースを見て
福島原発の放射能を閉じ込めて
廃炉にするまでの期間や費用、労働力が
いかに大変かを知りました。

目に見えないので忘れている放射能被害
大気や海流の流れで広がる汚染を思うと、
原発に変わるクリーンエネルギーの出現を願います。

既にクリーンエネルギーが開発されていても
原発支持派の人のために
普及できない事情もあると思います。

香港の美しいネオンは、原発の電力で、
日本はアジア各地に原発プラント輸出しており、
他国での事故は水産物や農作物の輸入で
結局私たちも影響をうけます。

PM2.5は中国の自動車排気ガスからきており、
中国ではガソリンの品質の基準が非常に低く
今から頑張っても改善するのに
あと5年はかかるだろうとのこと。

そんな中国にある多くの原発の一つが事故を起こし
放射能がPM2.5のように飛来したら、とか、
ロシアで隕石の落下被害を辛うじてまぬがれた原発を思うと
ため息が出るばかりです。

海外では、北欧デンマークでなど原発から風力発電への切替が行われています。

震災から2年 原発廃炉はた~い変!
福島の原発事故が風化しないように
クリーンエネルギーの普及に
みんなで頑張りましょう!

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